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過活動膀胱(OAB)の勉強会へ行きました

2021.02.18

過活動膀胱(OAB)の勉強会へ行きました。
 
 
先日、過活動膀胱の勉強会へ行ってきました。
先ず頻尿といっても残尿量の確認が大切な事や各薬剤の位置付け、
抗コリン剤の副作用、ウブレチドのコリン作動性クリーゼへの注意点など薬剤師が日常業務で理解する必要が
ある内容が盛り沢山でした。
一つ夜間頻尿の方にロキソニンが眠前で使われる話を聞きました。
確かに広域病院からの処方で時々見受けられます。
勉強会のまとめをスタッフに渡し話をしているとその理由について新たなことを教えてくれました。
膀胱の平滑筋にはプロスタグランジン受容体(EP1)があり異常収縮にも関与している。
ロキソニンの投与は結果的にプロスタグランジンの産生を抑えて次の作用から夜間頻尿に効果があることが
分りました。
 
膀胱収縮の抑制→容量↑
腎血流量の低下による尿量↓
 
今回はリモートではなく参加型でしたが有意義な勉強会でした。

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